考えを、いくつかの形にする

考えを実物にするまでに時間や費用がかかると、試行錯誤に割ける余地が少なくなります。AIで画像などの具体案を先に見られれば、複数の方向を比較しながら、選び、深めていくことができます。

完成までを短くすることに加えて、完成前に考え直す機会を増やす。その関係に、私はAIを使う面白さを感じています。

生成したあとにも、仕事は続く

AIが形にしたものが、そのまま作品として成立するとは限りません。伝えたい思想を表しているか。つくり手が納得できるか。受け取る人がどう感じるか。それぞれを確かめる必要があります。

文章でも、会話の流れの中では自然に見えた表現が、初めて読む人には伝わらないことがあります。速く生成できても、構成や言葉を吟味して仕上げるには時間がかかります。

判断を、制作の中に置く

何をつくりたいかを考え、具体案をつくり、つくり手や専門家と評価する。受け取る人の感覚にも向き合う。この工程をつなげて考えたいと思います。

AIによって試行錯誤の余地を広げながら、最後まで考えて仕上げる。そのための制作の仕組みを探究していきます。